Re-パイプシステム工法協会

更生工法

KU-LINER®工法

概 要

本工法は、ドイツで開発されたポリエチレン管による管路更生工法で、20年以上の実績があります。
製造工程でハート型に縮径された高密度ポリエチレンライナーをウィンチで既設管内に引き込み、水蒸気の熱と空気圧で拡径、更生管路を築造することで老朽化した既設管路の内面を甦らせます。

特 長

  • 材質高密度ポリエチレンPE100
  • 適用口径100mm~400mm
  • 最大施工延長※下表参照
  • 最小曲げ半径口径の10倍
  • 内圧性能最大1.0MPa
  • 構造設計自立管
  • 対象管種DCIP、CIP、PC管、RC管、鋼管、塩ビ管

施工延長(1ドラム標準巻き量)

※実外径の( )はSDR26の値を示します。
※最大施工延長は、現場条件により変わることがあります。
※上表以上の施工延長を検討される場合は当協会までご相談ください。

施工機器の配置概略図

薄肉FRPM管パイプ・イン・パイプ工法

概 要

薄肉FRPM管パイプ・イン・パイプ工法は、老朽化した管路の改修を目的とした薄肉FRPM管挿入工法です。工事完了後は既設管路が薄肉FRPM管に置き換わるため、内面が平滑で、耐食性・耐久性に優れた管路に更生されます。

特 長

  • 材質FRPM
  • 仕上がり径600mm~3250mm ※中間サイズ(50mm単位)の製作が可能
  • 最大施工延長300m(口径、施工条件により異なります)
  • 内圧性能最大0.7MPa
  • 構造設計自立管
  • 対象管種DCIP、CIP、PC管、RC管、鋼管、FRPM管、水路トンネル
  • 施工性軌条なしで長距離一括施工、工期・コストを大幅低減
     ゴム輪を用いたスリップオンジョイント、スムーズな接続と高い水密性
     台車を用いた容易な芯出し、勾配調整も可能
馬蹄形FRPM管パイプ・イン・トンネル工法

概 要

馬蹄形FRPM管パイプ・イン・トンネル工法とは、老朽化した水路(トンネル、暗渠、サイフォン等)の改修を目的とした馬蹄形FRPM管挿入工法です。既設コンクリート覆工を取り壊わさず、優れた水理特性を生かすことにより設計流量を確保し、工事期間及び工事費のコスト縮減が可能です。

特 長

  • 材質FRPM
  • 仕上がり径標準2r- 1300mm~2600mm(3r馬蹄形、縦長馬蹄形等にも適用できます)
  • 構造設計自立管
  • 施工性軌条なしで長距離一括施工、工期・コストを大幅低減
     ゴム輪を用いたスリップオンジョイント、スムーズな接続と高い水密性
     台車を用いた容易な芯出し、勾配調整も可能

配管手順

L-PIP工法

概 要

L-PIP工法は、老朽化した中小口径の既設管を対象としたパイプインパイプ工法です。
工場二次製品であるReダーツFRPM管を立坑で接合しながら、ジャッキにより順次、既設管内に挿入することで新しい管路を構築します。
また、中込材を必要としないため、工事期間の短縮等によりコストの縮減が可能です。

特 長

  • 材質FRPM
  • 仕上がり径400mm~1000mm
  • 内圧性能最大1.3MPa
  • 構造設計自立管
  • 対象管種DCIP、CIP、PC管、RC管、鋼管

ReダーツFRPM管の特性

ReダーツFRPM管は継手部と管本体の外径寸法を同じ値に設定しており、外面に段差はありません。

  • 高強度かつ軽量断面構成は5層構造で厚肉仕様となっており、高い強度を有します。
  • 継手性能許容曲げ角度が5°であるため、既設管の状況に応じた蛇行又は段差追従性を有します。
     また、離脱防止機構を有しているため、耐震性に優れた管路を構築します。

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